西美緒氏(現キャリアパートナーズ顧問) ドレイパー賞を受賞
西美緒氏(現キャリアパートナーズ顧問、元ソニー株式会社 業務執行役員上席常務マテリアル研究所CTO)が、 「小型で軽量のモバイル電子機器を可能にしたリチウムオン電池(LIB)の設計」により、 アメリカの民間非営利研究機関「全米工学アカデミー(英:National Academy of Engineering)」が表彰する 「チャールズ・スターク・ドレイパー賞(英:2014 Charles Stark Draper Prize)」を John B Goodenough氏、吉野彰氏、Rachid Yazami氏とともに受賞することが決定いたしました。
「チャールズ・スターク・ドレイパー賞」は、全米工学アカデミーが工学の発展に貢献した人物に 授与するもので、工学のノーベル賞とも呼ばれています。
リチウムイオン電池を実際の商品化に世界で初めて成功したのは、ソニーであり、 その開発の中心的な役割を担ったのが西美緒(にしよしお)元マテリアル研究所長でございます。 87年初頭から研究開発に取り組み、ほぼ4年後の90年暮れに製品として完成しました。
現在では様々な製品に利用が広がり、新たな電力網への実現の為のキーデバイスとして大きな期待がもたれております。
キャリアパートナーズ社は、世界初のリチウムイオン電池の製品化に貢献された西氏の 功績を称えると共に、今後も日本の高度な技術、技能を活かす活動に貢献して参ります。